外用ミノキシジルの副作用の初期脱毛とはどんな症状なの?
誰にとっても頭髪が少なくなるのは身を切るようなショックを覚えることです。特に20代や30代といった若年層にして地肌が見えるほどの薄毛が進行してしまうと本当に辛い状況になります。
プライベートで人と対面する度に、自分の頭部や生え際をを見られているような気がして、コンプレックスはさらに促進されてしまうことでしょう。
そんな薄毛に悩む多くの人にとって頼りになるのが、薄毛治療でよく用いられるミノキシジルという薬品です。
これは一般的に血管の流れを良くすることによって、頭部の皮膚近くにまで栄養分をしっかりと運搬する毛細血管を活発化させるという効果を持っています。
なお、ミノキシジルは外用薬として頭部に塗ったり、あるいはタブレットタイプのものを飲用することによって血行は改善され、元気な頭髪が生えてくる効果が得られるのです。
外用薬としては、カークランドやロゲイン、リアップX5などの商品が有名となります。また、内服するタイプにはミノキシジルタブレット(ミノタブ)のような商品があります。
しかしながらこの薬品には注意点もあります。まず第一に血液の流れを良くするために血圧を下げるので、普段から低血圧の人が使うと生命に危険を及ぼす危険が生じてしまいます。
また、副作用として初期脱毛が認められたというケースもよく耳にします。これは、使用して3週間ほどの時間が経過すると、抜け毛ミノキシジルを使う前よりも増える現象です。
ただし、これを受けてこの薬には効果がないのではないかと疑問に思うのは間違いです。それはこの初期段階における抜け毛は、頭皮の環境が改善されるため、古い毛が抜け落ちる現象になります。
あくまで新たに元気な頭髪が下から生え変わってくるための準備段階として、上に残っていた頭髪が抜け落ちてしまうからです。
つまり、成長に必要な栄養を十分に兼ね備えていない頭髪を一度リセットするような形で新たな育毛環境が形成されていくといった意味があるのです。
この抜け毛は服用をはじめて3週間か4週間ほど経って発生しますが、これが1週間ほど続いた後にはすこぶる健康的な生活が訪れますので、まずは注意深く見守ってあげるようにしましょう。
なお、初期脱毛は起きているが、頭皮の痛みゆやかゆみがある場合には、ミノキシジルの副作用の影響で炎症が出ている可能性がありますので、その場合はすぐにAGA治療の専門医に相談するようにしてください。
また、以下の記事では仙台市内にあるおすすめの薄毛治療病院を紹介していますので、そちらもご参考にして頂ければ幸いです。
仙台でおすすめの薄毛治療病院